過去回想からよくやく時間軸が戻り、はやり編も締め括りに。
いくつか気になった部分を抜き出してみる。
疑惑と可能性 |

小学生目線だと年齢よりも大抵「大人」という一括りで見るものです
その小学生が耕介の事を「学生?」と言っています。
年齢は非公表ながら、子供から見ても相当若いようです。
第一話の、慕が赤子のときの耕介が学生服らしきものを着ているので高校生かと思っていましたが、
当時中学生だとしたら現在は大学を出たばかりの20代前半。
この設定なら学生と言われても通ります。
そうなると、ナナが妊娠した年齢がヤバイことになりますが、質屋の周藤さんが核心的な一言

他人は正直です。
私は以前から「ナナと慕は本当の親子ではない説」を提唱しており、ナナの容姿をよく知る第三者の彼の発言で、益々疑惑が深まってきました。
そして耕介は昔のバンド仲間がやってる音楽雑誌から仕事を貰っていて、月に一度、東京へ出向いています。
ここで第一話の横浜での家族麻雀に繋がるわけですね。こういった背景の設定が細かく組まれているのがsakiの醍醐味。
また、sakiは様々な人間がリンクする作品ですから、

まふふの東京の知り合いが、耕介のバンド仲間で、まふふと耕介が繋がる可能性もありそうですね。
とりとめのない会話に重要なフラグ |

杏果ちゃんといえば「閑無編」では裏方で行動して、物語の側面を見せるキーパーソンだっただけに、
わざわざこうした発言を描いているということは、
夏祭り翌日から海水浴までの1日に、杏果の視点で何か重要な出来事が起きていたということです。
今回、違和感を覚えたのは、祭りの後、慕の家に寄った件です。
はやり編なのに、耕介が絡んで物語が何か進展したわけでもないのに、必要のない寄り道を描いています。
また、同じ街に住んでいる友人なのに、ナナの結婚と慕の存在を10年間知らなかったほど耕介と疎遠だった周藤が、あの場所に同席していた不自然さ。
そこには閑無たちと耕介たちに面識を持たせる必要性があったからではないだろうか。
慕の出生の謎に動きがありそうな予感です。
案外と杏果が彼に会いにいった可能性もありそうですね。
この先また過去編に突入しそうだw
今回一番切なかった1コマ |

1人足りないよね。

夏祭りに続いて海水浴にも誘われてなかった陽葵ちゃん。
スイミングを始めて麻雀の面子から外れても仲の良い玲奈ちゃんに対して
麻雀の練習相手のときしか呼ばれない陽葵ちゃん。
閑無が孤立したときに、杏果ちゃんに連れられた1人だというのに、この扱い。人間関係て難しいね・・
楽しい夏休みの1シーンに見えながらも、実はキャラのフェードアウトが本格化した悲しい1シーンなのです。
海水浴!! |

カメラさん、もっとアングル下!下!
慕ちゃんたちが泳ぎに行った海は惣津海岸。

舞台となる玉造温泉や松江からもかなり遠い。
惣津海岸に行くまでに他に海水浴場があるのに、ここを選ぶのは何か土地柄の由来などがありそうですね。
どうやら立先生は私達に島根中を巡礼させる気らしいw
調べてみると駐車場が数台分あるだけで、海水浴場として整備されていない景観地です
トイレや更衣室が無いこの場所で、女子小学生たちがどうやって着替えたのか。トイレに行きたくなったらどうするのか。
などとというゲスい妄想は厳禁ですw
世の中には登場のときだけやたら盛り上がったけど一言も台詞がなかった向村君なるキャラクターもいてだな・・・。
しかし、シノの出生は今後も考察の楽しみが増えそうで何よりですね。
向村くんは顔出し名前ありの貴重な男キャラですし、例のDQNみたいに、いずれ出番があると密かに期待していますw