シノハユと咲日和が霞みそうなくらいの存在感で、BGを荒らしまくっていた4号連続連載の台風が、ようやく日本海側へ抜けてゆきました。
ファンの間では話題になっていましたが、私はRitzの感想記事は書かないようにしていました。
咲さんの言葉を拝借すると「私はRitz、それほど好きじゃないんです」
あまりに逸脱していて、Sakiとして読むことができないんです。
これをSakiのひとつだと受け入れてしまうと、スクエアエニックスから
「お前らSakiて名前付けたら何でもブヒブヒ喜んで金払うんだろう?」なんて思われて、
タイトルにガンダムの冠を付けたら、どんな作品だろうとガンダムシリーズと見なされてしまうように、
ドル箱のSakiも、珍妙なパラレルワールド作品が量産されてしまうのではないか。と勝手に思い込んでしまうのです。
立先生の話なので、厳密にはSakiの世界には属さない作品なのですが、
SHIROBAKOみたく、製作現場の話が読めるのならまだしも、
明々後日の方向に暴走して、なにがなにやらで、さっぱりわからない。
だって、
麻雀やってたら、頭が天井にめり込むんですよ。
こんなのにツッコミを入れるって、
もはやIPPONグランプリのお題じゃないですか!
徹頭徹尾ボケしかない作品の感想を述べるなんて、何かを試されてるようでならない。
Sakiを読んでるはずなのに、ボボボーボ・ボーボボを読んでる気分です。
うかつに触れたら大怪我を負います。
頭をカラッポにして読むことに徹していましたが、
この圧倒する馬鹿さ加減に「なんでやねん!」と言いたい衝動はおさまりません。
ツッコミなんて入れない。私は突っ込まないぞ!と耐え続けて、ついに最終回。
もうね、最後のページで我慢できなかった。
タヌキどこ行くんだよ!
あぐり先生のペットだったのに、いつの間にか主要キャラと肩並べて、
ついには旅立ちやがったw
レオナルド編が始まっちゃうのかよw
作中で触れることなく読者に丸投げして終らせる大和田先生にやられた!
最後の最後で、新八くんみたいにツッコミいれてしまって、
くやしい、こんなことで!ビビクンッ!て感じです(意味不明)
阿知賀編、全国編の話ときたので、次はシノハユの裏話でしょうか。
シノハユ自体がまだ序章ですから、次回のRitz掲載は数年先のことかもしれません。
漫画としては楽しませてもらえたので、短期連載が終ってホッとしたような、次回が楽しみのような、そんな気持ちです。
なんにせよ、大和田先生お疲れ様です。
最終回のコメント
このフレーズ
打ち切りのパターンやw